空を見上げて

【90】 転院先決まる

早く次の病院探さねば・・
気持ちがあせる。
今まで電話した病院は3〜4週間待ちのケースばかり。
ってことは

それだけ患者が通っているんだから繁盛している→いい医者(・∀・)!

ということになるのか・・
それだったら予約して3週間待って、その間の薬は今行っているクソ病院に薬もらって過ごすしかないかな。
早く病院変えようと、変に妥協して同じ思いするのはもうたくさんだ。
オレのメンタル、いっぱいいっぱい。治療に専念させてくれ。


ネットでいろいろな病院のHPをおもむろに見ていた。
ふと見つけたリンクをたどる。


「Tメンタルクリニック」


トップページがなにかの植物(名前わからん)の写真。
素人が撮ったっぽい写真だけど、なんとなく見ていると気持ちが安らぐ。


HPの内容は他の個人病院HPとほぼ同じ。
ストレス起因の精神疾患の診療がメイン。
診察は精神療法と薬物療法を行うとのこと。
精神療法では患者の話を聞き状態を良くするための対話をする治療。
薬物療法は読んで字のごとく。薬物で治療する。

「治療者が、一方的に人の心を治すことはできません。
治療者の役割は患者さんが心と身体の状態を改善するためのサポーターと考えています」

この文章を見てクソ病院の医師・ブラマヨを思い出す。
ヤツはまさに一方的に患者を治そうとする治療者で、それができると思い込んでいる。
精神疾患の場合、最終的に治すのは自分の意思というか意識の問題であろう。
でもまだその段階に踏めない状態だと助け(医師)が必要なのだ。
倒れて起き上がれない患者を一歩踏み込む状態にまでいかに持って行くかが医者の器量にかかっている。
オレが医者に求めることとはそこである。


今のオレは倒れて起き上がれない状態にさらに、ブラマヨに上からムンズと踏みつけられたトコロ。
んで、さらに会社から横っ腹あたりをチクチク刺されている感じ。
「早く辞めれ〜」「いつ辞めるんだ〜」って。(→被害妄想の感もあり)


HPのなかに「ブログ」とかいたリンクがある。クリック。

どうやらこの病院の医師が書いているブログのようだ。
超シンプルなデザイン。更新はあまりされていないが月2、3回は記事が書かれている。
内容は旅行に行った時の写真が貼り付けられてあったり、政治のことだったり。
文章は方言(北海道弁)が混ざっていたりして、やわらかく読みやすい。
病気のことや病院の宣伝については一切触れていない。


音楽が好きらしく、CDのレビューもある。
ジャズだ。オレにはわからん。
でもそのアーティストが好きだという思いが伝わる。
もう、そこの部分でなんだかこの医師を気に入ってしまった。
音楽好きに悪い奴ぁいねえ。


この病院に電話してみよう。

トゥルルル


「はい、Tメンタルクリニックです」


落ち着いた口調だがはっきり聞き取れる受付女性の声。


オレ「あのー、初めてなんですけど予約できますか?」


「初めての方ですね、少々お待ちください」


2〜3秒。


「一番早くて4月17日になりますが」


お!今までで一番早い。それでも10日後だけど。
17日までには確実に薬は切れてる。
でも仕方ないか。ここに決めた!


オレ「その日でいいので予約したいのですが」


4月17日午後3時で予約とれた。
薬が一度切れるのでやはりクソ病院にもう一度行かないといけない。
仕方がないが我慢して行くことにするか・・
でもなんか安心したぞー。


9日の決戦まであと2日。


つ づ く

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【89】 転院先を探す

●はじめての方へ
タイトルに【00】と番号がついている話はオレがうつ真っ最中だった過去のお話です。
前後の話が見えない場合はカテゴリーから番号順に読み進めてください。
まあ大した話じゃないですけどー( ´∀`)




<これまでのあらすじ>
山盛りのサービス残業とドロドロ人間関係に疲労し消耗していくオレ。
耳鳴り、頭痛、全身倦怠感、吐き気、自己否定の嵐。
クレーム処理でさらに症状が悪化し精神科を受診、うつ病決定。
会社を休職し自宅療養するも2週間症状変わらず精神的死亡状態。
そして休職からまもなく1か月。
3度目の通院で主治医がクソ医者であることが判明、愕然とすると共に転院を決意。
一方、仕事のことが頭から離れないオレは不安要素を消したい一心で上司と面談するアポをとる。
パニック発作に苦しみつつ会社にたどりつき1時間半話して、出た結論。
会 社 辞 め る べ
4月に入り体調は上向きに。会社より連絡があり重役がオレと話がしたいとのこと。
4月9日に面談は決定した・・





会社との決戦は9日月曜日。
そしてもうひとつ、やらねばならないことがある。
重要な任務。
それは病院探し。


ブラマヨというクソ医者に出会ったのがこの病気にかかった最大の不運かもしれない。
すさまじいまでのオニヤブ医者。こんな医者初めて見た。
こんなヤツにこの先診てもらうは耐えられないしこんなヤツの治療に1円も払いたくない。
というわけで転院することにしました。


といっても次はどの病院にすればいいんだべか?(´・ω・`)
まあ「ヤブじゃない」が大前提ですがな。
ネットで検索して病院のホームページ見てもよくわからん。
そりゃ「ウチはヤブでーす」と謳う病院はいない。そんな病院、バカだ。


ネットの病院クチコミサイトをいくつか当たってみた。
内科、歯科、眼科、整形外科、産婦人科、、あたりは色々意見が載ってていいんですけど。
精神科の投稿数が少ない。もしくは皆無。
やはり精神科のレビューは書きづらいもんなんでしょうか・・。
あー、あんまり当てにならんorz


病院(医者)に何を求めるか、優先順位を決めてみた。

1、患者の話をきちんと聞いてくれる。

2、的確な診断・治療をしてくれる。

3、通いやすい場所にある(車で30分以内に行けるトコ)


これだけでいいです。受付のおねえちゃんが別に美人でなくてもいいです。
もう、無駄なストレスを生まずにうつの治療に専念できれば、もうそれで満足です。


とあるサイトの書き込みでこんなのがあった。

「精神科は開業医の方がいい」

総合病院だと担当医師が変わることがあるのと、患者が多いので診察に時間をあまりかけられない。
その点、開業医である個人経営の病院は割とじっくり患者の話を聞きそれを元に診断してくれるケースが多いのだと。
(注:あくまで書き込みの意見です。実際には優れた精神科のある総合病院はたくさん存在すると思います)


なるほど、オレが通ってたクソ病院は内科、歯科もある総合病院だった。
じゃあ次は個人病院でいくか。


それでまたネットで情報収集。
これが困難を極めた。なにしろ情報が少ない。
情報があっても「(・∀・)イイ!!」って意見と「クソヤブ!」って意見が混在してたり。
札幌の精神科の開業医の評判がわからない。
それは、患者個人ひとりひとりの症状が違うのだから医者の評判がそれによって変わるのは当たり前のこと。
何かの本にも書いてあった。
結局医者とは自分との相性なのだと。


こりゃ、ラチがあかない。
おもむろに取り出したのが

タウンページ

病院/精神科のページをめくり、自宅近辺の個人病院を探してリストアップ。
もうこうなりゃ、まずあてずっぽうで行ってみるか。
行って「うわ!これはヤブだべ!」と思ったらまた変えればいい。
本当はこういうのは(転院繰り返すこと)まずいみたいだけど。


自宅から20分くらいの個人病院を発見。
早速電話してみる。


トゥルルルル


「はい、▲▲クリニックです。」


オレ「あのー、初診なんですけど予約できますか?」


「はい・・・えーとですね、只今予約が立て込んでまして、一番早くて3週間後になりますが・・」


( ゚Д゚)ハァ? 3週間後?


オレ「そんなにかかるんですか」


「申し訳ございません」


オレ「じゃあいいです。すいません。」


3週間後だと薬なくなるし、まず無理。
残ってる薬の量は1週間分。それまでに新しい病院に行かねば。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


その後あと3件ほど同様に電話してみたがほぼ同じ。
予約は相当先までいっぱい。
ああ、精神科通ってる人ってこんなにいたのね・・(;´Д`)


つづく


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【88】 最終決戦、決定

●はじめての方へ
タイトルに【00】と番号がついている話はオレがうつ真っ最中だった過去のお話です。
前後の話が見えない場合はカテゴリーから番号順に読み進めてください。
まあ大した話じゃないですけどー( ´∀`)




<これまでのあらすじ>
山盛りのサービス残業とドロドロ人間関係に疲労し消耗していくオレ。
耳鳴り、頭痛、全身倦怠感、吐き気、自己否定の嵐。
クレーム処理でさらに症状が悪化し精神科を受診、うつ病決定。
会社を休職し自宅療養するも2週間症状変わらず精神的死亡状態。
そして休職からまもなく1か月。
3度目の通院で主治医がクソ医者であることが判明、愕然とすると共に転院を決意。
一方、仕事のことが頭から離れないオレは不安要素を消したい一心で上司と面談するアポをとる。
パニック発作に苦しみつつ会社にたどりつき1時間半話して、出た結論。
会 社 辞 め る べ
なんだかすっきりして家に帰ったのだった・・


<前回の話>
4月に入り体調は回復してきた。でも心は鉛のかたまりの支配下。
音楽聴いて癒される日々。



4月5日。

午前10時ごろ携帯が鳴る。
会社からだ。ドキッとする。


「どーもー、元気ぃ〜?」
相変わらず、声でけー(;´Д`)
上司おっさんである。


オレ「まあまあですね」


上司おっさん「あのさー、急で悪いんだけど今から会社来れる?」


・・・今から?
オ、オレ、病気なんですけど。うつ病なんですけどー。


元気だったころ、休日に「今から来て」コールで出勤、ってケースはざらにあった。
そういう会社なんです。社員みんなそう。
病人だろうと容赦しねえなー。
相変わらず勤勉な会社ですねえ(精一杯の皮肉)


オレ「体調悪いので今からは無理ですうー」


ホントは体調はよかった。前日早く寝て12時間近く睡眠とったし。
でも無神経な「今から来れる?」にムカついたので却下してやった。


おっさん
「あー、そなのー?実はさー、今常務が来てるんだわ。それで一緒に話したいって言ってるんだけど。
あと傷病手当の手続きの説明もしたいし」


オレ「あーそうなんですか。でも今日はつらいので無理です。申し訳ないですけど」


おっさん「ならしょうがないよね。・・・ちょっと待ってね」


保留音に切り替わる。

れれび〜〜♪れれびぃ〜〜♪ ←「Let It Be」のサビ


30秒ほどで再びおっさん。


おっさん「あのねー、9日はどう?9日また常務来るんだわ。」


オレ「9日ですね。わかりました。」


おっさん「10時でいい?」


オレ「いいですよ」


おっさん「じゃあ、9日10時ね。お願いしまーす。」プッ←電話切れた音


・・一方的に切れたよ、電話。感じ悪〜。


以前会社から電話が来た時と比べると気持ちは落ち着いていた。
もう会社に対して気持ちに区切りがついたからか。
まあ会社行くのは依然として気が進まないが。


常務は会社のナンバー3である。かなり偉い。
そんな人と対峙する。
RPGでいえばラスボスみたいなもんだろ。
天王山ってやつだ。
さあ、あちらはどうでるか。
たぶんかなりの変化球で「辞めれ〜」と説得してくるんではないかとオレは見る。
それはもう、グニュグニュ曲がる変化球で。
そんな球をオレはパチコ〜〜ン!と打ち返せるのか。


いや、どう返せば今の自分にとって最適なのかをきちんと考えるべきだろう。
辞めるという決意は変わらない。
でも今すぐ辞める必要もない。
会社に籍を置いておいて、もっと症状が良くなってから辞めるのもアリだ。
むしろその方が安全だろう。
今のこの状態で無職はキツイかも。


というようなことを夜までモンモンと考える。
辞めると決意してもモンモンは続く。


晩御飯はオレが作った。手作りコロッケ。
オーソドックスにジャガイモゆでて潰して、炒めた挽肉と混ぜて成形してパン粉つけて揚げたやつ。
キテレツ大百科のオープニングを思い出す。
おいしくできました( ´∀`)
みんなおいしいと言ってくれた。
おいしいと言ってくれると作り甲斐がある。
料理は楽しい。


決戦は9日。
それまで体調を整えておかねば。


つ づ く

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【87】 4月初旬の状況

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タイトルに【00】と番号がついている話はオレがうつ真っ最中だった過去のお話です。
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<これまでのあらすじ>
山盛りのサービス残業とドロドロ人間関係に疲労し消耗していくオレ。
耳鳴り、頭痛、全身倦怠感、吐き気、自己否定の嵐。
クレーム処理でさらに悪化し精神科を受診、うつ病決定。
会社を休職し自宅療養するも2週間症状変わらず精神的死亡状態。
そして休職からまもなく1か月。
3度目の通院で主治医がクソ医者であることが判明、愕然とすると共に転院を決意。
一方、仕事のことが頭から離れないオレは不安要素を消したい一心で上司と面談するアポをとる。
パニック発作に苦しみつつ会社にたどりつき1時間半話して、出た結論。
会 社 辞 め る べ
なんだかすっきりして家に帰ったのだった・・


<前回の話>
友人の結婚式に出席してからタバコの本数が増える。
ふと宮沢賢治が読みたくなり「グスコーブドリの伝記」を読んだ。




4月2日〜4日。

食欲が戻ってきた。
というか完全に戻った。
抗うつ剤がいよいよ効いて来たようだ。
カレーなんか食おうもんなら3皿余裕。
やばい、メタボがどんどん進行してきている!
怖くて体重計載れない。
でも食べる楽しさを思い出せたのも嬉しかった。
良くなっている自分を確認できるから。


体もだいぶ動くようになった。
朝起きても体が重くなくなった。
日によってだるいときもあったがおおむね順調だった。
まあ体は能動的に動きつつある。
スコーン焼いたり料理したり。
娘と散歩したり。
でもウチの娘、散歩に誘っても拒否る時がある。
理由を聞くと
「つかれるもーん」
オマエいくつだよ!


ただ、精神はまだやばい。
1か月前に比べると状態はよくなった。
だけど心の中心に鉛のかたまりが鎮座している。
ずっしり重ーいやつが。
それがチクチク刺激してくる。
1か月仕事せずに休んでしまった罪悪感。
家族に申し訳ない感。
チクチクチクチク。
油断してるとチクチクで胸がいっぱいになる。
もうそうなると体にモロに来て、起きてられない。


どうせもんもんと考えちまうので夜はさっさと寝ちまう。
眠剤がよく効くのが唯一の救い。
ぐっすり眠れる。夢を見ることもない。


日中、起きている時はipodで好きな音楽を聴いて紛らわす。
働いている時、特に休職寸前なんて音楽聴く余裕なかった。
音楽聴くとすっげー楽しい。気持ちが楽になる。嬉しくなる。安らぐ。
そんなことすっかり忘れていたことに気づく。


学生時代からずいぶん色んな音楽を聴いてきた。
学生の頃住んでたアパートは壁が薄くヘッドフォンで聴いていた。
四六時中ヘッドフォンしていたので部屋に居る時は髪がペチャンコだった。
CDかけまくったのでステレオは1年ですぐ壊れた。毎年買い換えてた。
そんな頃聴いていた音楽を聴くと、10年前の時代遅れの曲だけど、
その時の記憶が蘇り楽しくなる。


そしてボブ・ディラン。
またかと思いでしょうが(;´∀`)
ディランの「廃墟の街」という曲がうつ真っ只中のころは最高に効いた。
出だしのギターの音色でノックダウン。
12分近い長い曲なんだけどリピートして聴きまくった。
気づいたら2時間近く聴き続けたこともあった。


まあそんな感じで4月初旬の数日を過ごす。
そして4月5日。
会社から電話が来た。

つ づ く
by fumi(ふみ)  at 01:36 |  [6]朝日のあたるウツージン |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑

【86】 グスコーブドリ

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<これまでのあらすじ>
山盛りのサービス残業とドロドロ人間関係に疲労し消耗していくオレ。
耳鳴り、頭痛、全身倦怠感、吐き気、自己否定の嵐。
クレーム処理でさらに悪化し精神科を受診、うつ病決定。
会社を休職し自宅療養するも2週間症状変わらず精神的死亡状態。
そして休職からまもなく1か月。
3度目の通院で主治医がクソ医者であることが判明、愕然とすると共に転院を決意。
一方、仕事のことが頭から離れないオレは不安要素を消したい一心で上司と面談するアポをとる。
パニック発作に苦しみつつ会社にたどりつき1時間半話して、出た結論。
会 社 辞 め る べ
なんだかすっきりして家に帰ったのだった・・


<前回の話>
友人の結婚式に出席するため地元へ。
気分がすぐれないが久しぶりに友人と会い元気付けられる。
やっぱ友情、いいわと思った。




4月1日。

前日は深夜1時に就寝。7時ごろ目覚めたがだるい。
しかし、めでたい席で酒が飲めないのがこれほどつらいとは思わなかった。
親しい友人がいて楽しい席なのに場違い感が最後まで拭えなかったのはうつであることとは別に、酒を飲んでないからだ。
抗うつ剤はアルコールを飲むと効き目が強まるらしい。
睡眠薬も同じである。だから病が治るまでは酒が飲めないことになる。


まあ、元々酒好きでないし強くないし。
飲んでもすぐ寝てしまうので別段つらくはない。
でも皆が飲んでるときに自分だけ飲まないのはつらいぞ。
あー、あと夏の暑い時のビールはうまいよな。
夏までに治るかな。
などと考える。
友人とは治ったら飲みに行こうと約束した。


酒が飲めないので手持ち無沙汰になり、タバコをプカプカ吸ってたら癖になった。
それまでは1日2〜3本だった。食後に1本吸えばもう満足だった。
昨日の夜だけで12〜3本。やべーな。
このまま増えていくんだろか。


100円ショップで買い物していて気になるものがあった。
文庫のコーナーにあった文学シリーズの宮沢賢治。
ミヤケン。小学生の時読んで以来ご無沙汰だ。
銀河鉄道の夜を小学校の図書館で借りて読んだな。
すごい面白かった記憶はあるけれど、あらすじは忘却の彼方。


手にとってパラパラめくる。
時間がなく結局買わなかったがやっぱり気になって古本屋に行って数冊購入。
「グスコーブドリの伝記」を読む。


不幸な境遇でもめげずに常に前向きな主人公・グスコーブドリ。
最後は火山を沈静化させるために自ら犠牲となって町を救う。
農家の生まれだが飢饉で幼いころに一家離散。
「ホームレス中学生」麒麟の田村も真っ青の極貧生活。
でもこいつはゴキブリ並に強い。どんな困難も乗り越える。
最後は学者になり人々を救うために自らの命を捧げ生涯を閉じる。


伝記形式なので主人公の心の動きがあまり描かれていない。
最悪の状況に陥った主人公がどんな気持ちだったのかわからない。
だから感情移入できなかった。リアリティがない。
まあ「伝記」だしミヤケンだし。書かれた当時の時代背景(明治時代)を考えれば
労働至上、労働賛歌的なニュアンスが強いんだろう。
でもイーハトーブというファンタジックでユニークな世界観がいい。
次は「銀河鉄道の夜」を読む。


つ づ く


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プロフィール

fumi(ふみ)

Author:fumi(ふみ)
32歳元サラリーマン。
北海道札幌市在住。
うつ病で2007年4月退職し現在無職。
うつ継続中。
アルバイトで社会復帰リハビリ中。

このブログは過去の話と現在の話を思いつくままUPしています。初めての方はカテゴリー順に読んでいただくとわかりやすいと思います。過去話は記事タイトルに【】で番号をつけてますので目安にして下さい。

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